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製品情報

気密シリーズ

屋根断熱・基礎断熱の薦め

躯体掃気をしないと結露が起きやすい

快適な室内環境を生み出すには、断熱性能だけでなく、気密性能、換気方式など4つの要素が重要です。気密性能は、断熱性能を発揮させるため、計画換気を行うために重要な要素です。中途半端に気密化することは様々な悪影響を及ぼしかねません。住宅にはしっかりとした気密化が必要なのです。

気密化に至るまで

1973年のオイルショックをきっかけに、建築材料の変化と、寒冷地を中心に、住宅の断熱化への関心が高まり、より厚い断熱材を壁、床、天井に入れるようになりました。しかし、家はぜんぜん暖まらず、サイディングの凍害、結露、腐朽という大問題を引き起こす結果が生じます。1980年代に入り、防水透湿シート、防水テープの普及に合わせ、通気層工法や、土間床防湿シートが標準的な工法へと変化していきました。

同時に、北海道を中心とした住宅研究者たちは、断熱性能が向上せず結露する原因が、在来工法の利点でもあり、欠点でもある通気性にあることを突き止め、工法的な問題を解決しながら、気密シートや気密テープを使った気密工事を行う改良工法を「新在来工法」として提案していきます。この工法は、1990年に北海道の北方型住宅の施工仕様書、1992年には国の新省エネルギー基準、1999年の次世代省エネルギー基準に取り入れられ、日本の標準工法として、在来工法の「気密化」を完成させました。

しかし、一部には「気密化すると木材が腐る。」という意見もいまだに建築業界に根強く残っていますが、日本の高断熱・高気密の25年以上の実績と、カナダの高性能住宅マニュアルR-2000、ドイツの省エネ住宅パッシブハウスなど、世界の住宅研究からも、このような考えが間違っていることは既に実証されています。

現在、日本では、住宅金融支援機構の標準仕様書や、(財)建築環境・省エネルギー機構の次世代省エネルギー基準の指針に取り入れられ、また、長期優良住宅、エコポイント、トップランナー基準などでも断熱、気密化が進められています。

ジェイベックは、スタート時からさまざまな住宅気密化の取り組みに参加し、新たな製品を開発、販売してきました。そのノウハウを生かした商品を現在販売しています。

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